口語蚳「聖曞」(1954/1955幎版) — Japanese Colloquial Bible (JAPKOU)

マルコによる犏音曞 14

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1さお、過越ず陀酵ずの祭の二日前になった。祭叞長たちや埋法孊者たちは、策略をもっおむ゚スを捕えたうえ、なんずかしお殺そうず蚈っおいた。
2圌らは、「祭の間はいけない。民衆が隒ぎを起すかも知れない」ず蚀っおいた。
3む゚スがベタニダで、らい病人シモンの家にいお、食卓に぀いおおられたずき、ひずりの女が、非垞に高䟡で玔粋なナルドの銙油が入れおある石膏の぀がを持っおきお、それをこわし、銙油をむ゚スの頭に泚ぎかけた。
4するず、ある人々が憀っお互に蚀った、「なんのために銙油をこんなにむだにするのか。
5この銙油を䞉癟デナリ以䞊にでも売っお、貧しい人たちに斜すこずができたのに」。そしお女をきびしくずがめた。
6するずむ゚スは蚀われた、「するたたにさせおおきなさい。なぜ女を困らせるのか。わたしによい事をしおくれたのだ。
7貧しい人たちはい぀もあなたがたず䞀緒にいるから、したいずきにはい぀でも、よい事をしおやれる。しかし、わたしはあなたがたずい぀も䞀緒にいるわけではない。
8この女はできる限りの事をしたのだ。すなわち、わたしのからだに油を泚いで、あらかじめ葬りの甚意をしおくれたのである。
9よく聞きなさい。党䞖界のどこででも、犏音が宣べ䌝えられる所では、この女のした事も蚘念ずしお語られるであろう」。
10ずきに、十二匟子のひずりむスカリオテのナダは、む゚スを祭叞長たちに匕きわたそうずしお、圌らの所ぞ行った。
11圌らはこれを聞いお喜び、金を䞎えるこずを玄束した。そこでナダは、どうかしおむ゚スを匕きわたそうず、機䌚をねらっおいた。
12陀酵祭の第䞀日、すなわち過越の小矊をほふる日に、匟子たちがむ゚スに尋ねた、「わたしたちは、過越の食事をなさる甚意を、どこぞ行っおしたらよいでしょうか」。
13そこで、む゚スはふたりの匟子を䜿いに出しお蚀われた、「垂内に行くず、氎がめを持っおいる男に出䌚うであろう。その人に぀いお行きなさい。
14そしお、その人がはいっお行く家の䞻人に蚀いなさい、『匟子たちず䞀緒に過越の食事をする座敷はどこか、ず先生が蚀っおおられたす』。
15するずその䞻人は、垭を敎えお甚意された二階の広間を芋せおくれるから、そこにわたしたちのために甚意をしなさい」。
16匟子たちは出かけお垂内に行っお芋るず、む゚スが蚀われたずおりであったので、過越の食事の甚意をした。
17倕方になっお、む゚スは十二匟子ず䞀緒にそこに行かれた。
18そしお、䞀同が垭に぀いお食事をしおいるずき蚀われた、「特にあなたがたに蚀っおおくが、あなたがたの䞭のひずりで、わたしず䞀緒に食事をしおいる者が、わたしを裏切ろうずしおいる」。
19匟子たちは心配しお、ひずりびずり「たさか、わたしではないでしょう」ず蚀い出した。
20む゚スは蚀われた、「十二人の䞭のひずりで、わたしず䞀緒に同じ鉢にパンをひたしおいる者が、それである。
21たしかに人の子は、自分に぀いお曞いおあるずおりに去っお行く。しかし、人の子を裏切るその人は、わざわいである。その人は生れなかった方が、圌のためによかったであろう」。
22䞀同が食事をしおいるずき、む゚スはパンを取り、祝犏しおこれをさき、匟子たちに䞎えお蚀われた、「取れ、これはわたしのからだである」。
23たた杯を取り、感謝しお圌らに䞎えられるず、䞀同はその杯から飲んだ。
24む゚スはたた蚀われた、「これは、倚くの人のために流すわたしの契玄の血である。
25あなたがたによく蚀っおおく。神の囜で新しく飲むその日たでは、わたしは決しお二床ず、ぶどうの実から造ったものを飲むこずをしない」。
26圌らは、さんびを歌った埌、オリブ山ぞ出かけお行った。
27そのずき、む゚スは匟子たちに蚀われた、「あなたがたは皆、わたしに぀たずくであろう。『わたしは矊飌を打぀。そしお、矊は散らされるであろう』ず曞いおあるからである。
28しかしわたしは、よみがえっおから、あなたがたより先にガリラダぞ行くであろう」。
29するずペテロはむ゚スに蚀った、「たずい、みんなの者が぀たずいおも、わたしは぀たずきたせん」。
30む゚スは蚀われた、「あなたによく蚀っおおく。きょう、今倜、にわずりが二床鳎く前に、そう蚀うあなたが、䞉床わたしを知らないず蚀うだろう」。
31ペテロは力をこめお蚀った、「たずいあなたず䞀緒に死なねばならなくなっおも、あなたを知らないなどずは、決しお申したせん」。みんなの者もたた、同じようなこずを蚀った。
32さお、䞀同はゲツセマネずいう所にきた。そしおむ゚スは匟子たちに蚀われた、「わたしが祈っおいる間、ここにすわっおいなさい」。
33そしおペテロ、ダコブ、ペハネを䞀緒に連れお行かれたが、恐れおののき、たた悩みはじめお、圌らに蚀われた、
34「わたしは悲しみのあたり死ぬほどである。ここに埅っおいお、目をさたしおいなさい」。
35そしお少し進んで行き、地にひれ䌏し、もしできるこずなら、この時を過ぎ去らせおくださるようにず祈り぀づけ、そしお蚀われた、
36「アバ、父よ、あなたには、できないこずはありたせん。どうか、この杯をわたしから取りのけおください。しかし、わたしの思いではなく、みこころのたたになさっおください」。
37それから、きおごらんになるず、匟子たちが眠っおいたので、ペテロに蚀われた、「シモンよ、眠っおいるのか、ひず時も目をさたしおいるこずができなかったのか。
38誘惑に陥らないように、目をさたしお祈っおいなさい。心は熱しおいるが、肉䜓が匱いのである」。
39たた離れお行っお同じ蚀葉で祈られた。
40たたきおごらんになるず、圌らはただ眠っおいた。その目が重くなっおいたのである。そしお、圌らはどうお答えしおよいか、わからなかった。
41䞉床目にきお蚀われた、「ただ眠っおいるのか、䌑んでいるのか。もうそれでよかろう。時がきた。芋よ、人の子は眪人らの手に枡されるのだ。
42立お、さあ行こう。芋よ、わたしを裏切る者が近づいおきた」。
43そしおすぐ、む゚スがただ話しおおられるうちに、十二匟子のひずりのナダが進みよっおきた。たた祭叞長、埋法孊者、長老たちから送られた矀衆も、剣ず棒ずを持っお圌に぀いおきた。
44む゚スを裏切る者は、あらかじめ圌らに合図をしおおいた、「わたしの接吻する者が、その人だ。その人を぀かたえお、たちがいなく匕ひっぱっお行け」。
45圌は来るずすぐ、む゚スに近寄り、「先生」ず蚀っお接吻した。
46人々はむ゚スに手をかけお぀かたえた。
47するず、む゚スのそばに立っおいた者のひずりが、剣を抜いお倧祭叞の僕に切りかかり、その片耳を切り萜した。
48む゚スは圌らにむかっお蚀われた、「あなたがたは匷盗にむかうように、剣や棒を持っおわたしを捕えにきたのか。
49わたしは毎日あなたがたず䞀緒に宮にいお教えおいたのに、わたしを぀かたえはしなかった。しかし聖曞の蚀葉は成就されねばならない」。
50匟子たちは皆む゚スを芋捚おお逃げ去った。
51ずきに、ある若者が身に亜麻垃をたずっお、む゚スのあずに぀いお行ったが、人々が圌を぀かたえようずしたので、
52その亜麻垃を捚おお、裞で逃げお行った。
53それから、む゚スを倧祭叞のずころに連れお行くず、祭叞長、長老、埋法孊者たちがみな集たっおきた。
54ペテロは遠くからむ゚スに぀いお行っお、倧祭叞の䞭庭たではいり蟌み、その䞋圹どもにたじっおすわり、火にあたっおいた。
55さお、祭叞長たちず党議䌚ずは、む゚スを死刑にするために、む゚スに䞍利な蚌拠を芋぀けようずしたが、埗られなかった。
56倚くの者がむ゚スに察しお停蚌を立おたが、その蚌蚀が合わなかったからである。
57぀いに、ある人々が立ちあがり、む゚スに察しお停蚌を立おお蚀った、
58「わたしたちはこの人が『わたしは手で造ったこの神殿を打ちこわし、䞉日の埌に手で造られない別の神殿を建おるのだ』ず蚀うのを聞きたした」。
59しかし、このような蚌蚀も互に合わなかった。
60そこで倧祭叞が立ちあがっお、たん䞭に進み、む゚スに聞きただしお蚀った、「䜕も答えないのか。これらの人々があなたに察しお䞍利な蚌蚀を申し立おおいるが、どうなのか」。
61しかし、む゚スは黙っおいお、䜕もお答えにならなかった。倧祭叞は再び聞きただしお蚀った、「あなたは、ほむべき者の子、キリストであるか」。
62む゚スは蚀われた、「わたしがそれである。あなたがたは人の子が力ある者の右に座し、倩の雲に乗っお来るのを芋るであろう」。
63するず、倧祭叞はその衣を匕き裂いお蚀った、「どうしお、これ以䞊、蚌人の必芁があろう。
64あなたがたはこのけがし蚀を聞いた。あなたがたの意芋はどうか」。するず、圌らは皆、む゚スを死に圓るものず断定した。
65そしお、ある者はむ゚スに぀ばきをかけ、目隠しをし、こぶしでたたいお、「蚀いあおおみよ」ず蚀いはじめた。たた䞋圹どもはむ゚スを匕きずっお、手のひらでたたいた。
66ペテロは䞋で䞭庭にいたが、倧祭叞の女䞭のひずりがきお、
67ペテロが火にあたっおいるのを芋るず、圌を芋぀めお、「あなたもあのナザレ人む゚スず䞀緒だった」ず蚀った。
68するずペテロはそれを打ち消しお、「わたしは知らない。あなたの蚀うこずがなんの事か、わからない」ず蚀っお、庭口の方に出お行った。
69ずころが、先の女䞭が圌を芋お、そばに立っおいた人々に、たたもや「この人はあの仲間のひずりです」ず蚀いだした。
70ペテロは再びそれを打ち消した。しばらくしお、そばに立っおいた人たちがたたペテロに蚀った、「確かにあなたは圌らの仲間だ。あなたもガリラダ人だから」。
71しかし、圌は、「あなたがたの話しおいるその人のこずは䜕も知らない」ず蚀い匵っお、激しく誓いはじめた。
72するずすぐ、にわずりが二床目に鳎いた。ペテロは、「にわずりが二床鳎く前に、䞉床わたしを知らないず蚀うであろう」ず蚀われたむ゚スの蚀葉を思い出し、そしお思いかえしお泣き぀づけた。
口語蚳「聖曞」(1954/1955幎版) — Japanese Colloquial Bible (JAPKOU) — Public Domain. Independent digital transcription: seven1m/open-bibles (jpn-kougo.osis.xml), derived from the CrossWire JapKougo public-domain module. Scripture text reproduced unchanged by Divine Threads.
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